2008 J1 G大阪×名古屋 (at万博)

勝てたね〜。
守りきって勝てたね〜。
そんな印象であるが、天敵G大阪から勝ち点3を久し振りに獲れた事は素直に嬉しい。

試合は幸先の良い小川のダイビングヘッドでネットを揺らし、その後も機を見てゴールに向かうもののあと一歩。直志や阿部ちゃんに何だかゴールの匂いが漂ったが、後半も含めダメだったのが、私的にダメだったところ。


ガンバはそれほどに迫力を感じなかった。
やっぱりバレーが居ないのがこんなに大きいものなの?
振り返れば、マグロンに始まりアラウージョマグノアウベスにバレーと何だか嫌なFWの軸があったのがガンバのイメージ。日本人にしても遠藤より新井場をはじめとしてユース出身者の方が嫌だった相手。
だからこそ、今回は・・・という変な期待があったのも事実。
うちは攻められていたけど、正直怖かったのは播戸の動きだった。後はうちのネ申さま楢崎さまが必ず何とかしてくれる雰囲気が漂っていた。
そして、ピクシーが鹿島戦同様に解りやすいメッセージで守りに集中を遮る事無く、ベンチから試合を終わらせてくれたという感じ。とにかく他の上位陣が勝ち点を1しか積み上げれなかった事に対しては、うちはそれより勝ち点2多く取った。常に思う「引き分け3試合は勝ち試合1試合と同じ結果」から考えれば、残りの食いつぶしを行う事を考えれば、大きい試合になっていると思う。だってこの4連勝はアウェイで3勝しているからこそ、今度のホームでの試合の価値が大きくなる。(ここ最近何故だかホームで人が入ると勝てないジンクスめいたものは浦和戦の前に早く破って欲しい)


さぁ、ガンバも「J2」とコールされていたみたいだけど、ガンバは残り試合浦和や鹿島とのACLグループとの直接対決残しているから、かき回してほしいね。

2008 ナビスコ大分戦2ndレグ

ナビスコベスト4の壁は結局突破できなかった。
残る大きなジンクスは、来年以降に破る事となる。
残念な結果ではあるが、負け惜しみになるかも知れないが、これでリーグに集中できると言うポジティブ(?)な方向で気持ちを切り替えるしかない。

しかし、大分の守備は手ごわかったですね。
放り込みに対しも、しっかり体を寄せきり、仕事させないもの。本当に。
采配については、結局今の名古屋の持ち駒では、こんなものでしょう。皆さん期待の花井だって、下手したら潰されてしまう迫力が大分にあった。
それと、大分の選手があれ程までに純粋に守りきる事が出来るのは、昨年の降格危機やスポンサーについて数多くの問題を抱え、身の丈にあった自分たちが出来る事を実践している結果だと思います。だから華を捨て、実を採った大分は勝者としてナビスコ決勝の舞台に立てる事をうらやましくも思います。

試合雑感は、ピクシーの監督会見と同じ。うちにはピチブーが居なかった。
後はハンドを見逃した岡田さんは本当にもう少し動いて下さい。見逃したと言われてもしょうがないかと。あれを故意じゃないと判定するのは遠すぎたのでは?まさかハンドした事も知らなかったりして?
それだけでしょう。完敗です。但しリーグ最終節はリベンジできると思う。
それだけでいいです…。

手品にはタネがある (明日はvs大分戦ナビスコ2nd)

シャムスカ・マジック。
魔術師でもなく、手品師である。
手品師には必ずタネがある。
大分の堅守は引篭もりと奪取&ダッシュの連続である。
そのキーマンは、何だか妙に落ち着いている森重と金崎の2人。明日はこれにホベルトが加わる。そして天敵ピチブー。
彼らの個人的な能力を最大限に引き出し、落ち着きをもたらしているのがシャムスカのスカウティング。だからこそ、思い切りの良さと曲者となる小川の存在が明日は大きくなるし、直志の復帰はシャムスカ・マジックに狂いが生じさせるだけのパンチ力は必ずある。

さあ!明日はナビスコベスト4の壁を突破し、皆で喜びたい。
大分の地は必ず名古屋にとっては決して難しくは無い。

2008 ナビスコ大分戦1stレグ

大分は名古屋をよく研究してきたし、ちゃんと選手がハードワークをこなした。
名古屋も大分をよく研究したが、とにかくミスのオンパレードであった。
結果は引き分け。
但し、内容は何とも言えない嫌な感じが残ってしまった。
サッカーにはミスがつきもの。ただ多すぎるのは如何なものかと思う。
選手たちは各人頑張ったと素直に評価できるが、皆が求めるプレーをしたかと言うと疑問符が残る。
今回は代表で楢崎、玉田の両人と、故障の直志が居なかった。
それぞれ入った西村、巻、米山は体を張りながら頑張ったが、大事なところでちょっと周りと噛み合わなかったかも知れないが、空回りした?と言うミスをしたんじゃないかなと思う。


ただ、これは苦い薬ではあるが、彼らにとって、そしてチームにとっては良薬になれば、ホームでアウェイゴール1点取られ引き分けの結果も、とにもかくにも点を獲って勝てば良いと言う明確なミッションが与えられたわけである。
点さえ獲れれば、1−1なら延長へ。2点以上の引き分けなら決勝進出。これが本当の意味でのアウェイゴールの恐さ。確かに0点で抑えられての引き分けならば、「あの1点が」と悔やまれるホームでの失点となるが、点を獲るミッションが与えられ、それに失敗すれば諦めもつきやすいだろうから、リーグへの影響も出なくなる。
逆に大分は間違いなく、虎の子のアウェイゴールを得て、これで決勝進出を逃そうものなら、リーグ戦への影響は多大なものになるじゃないか?(過去のチャンピョンズ・リーグでリズムを崩して優勝戦線から脱落するパターンってあるからね)。だから、大分のプレッシャーも次戦までの中3日間は結構あるかと思うよ。

だからこそ、名古屋はアウェイでも有利と考え、ミス撲滅で、大分以上のハードワークをすれば国立への道は開かれると思います。

コンスタント (明日はvs大分戦ナビスコ)

いよいよナビスコ決勝を賭けた戦い。
ナビスコは応援するクラブが負ければ、途端に存在の是非や意義を問う変な大会となっているが、私は以前からタイトルはタイトル。獲った方が良いに決まっていると言う考えだから、当然明日の決勝を賭けた戦いで、1stレグをホームで迎える名古屋にとってはまたとないチャンスである。

私が思うに明日の課題はコンスタントにやるべき事ができるかどうかだけ。
恵太にしたって、最近点が取れないではない。コンスタントに仕事をこなしているかどうか。その結果に得点は付いてくるのか?
直志はつぶし役に徹するのか、それともスパイスを効かすのが役割となっているのか?
西村は守護神と呼ばれるGKの控えとして、最良の仕事が出来るか?
と言った具合に考え、それをサポーターに魅せる事ができるのかで、コンスタント=最大の評価の種となるのでは。

とにかく、相手はリーグ最少失点のチームだし、ピチブーやムー大陸(麻也よ、こっちはマヤ文明だって?うまいこと言うがや)だとか、森重だろうが関係ない。
コンスタントに仕事をこなし、少なくとも失点は0で。そして得点は2点以上取って、楽に大分に行きたい。

2008 J1 名古屋×清水 (at瑞穂陸上競技場)

ホーム必勝のテーマが掲げられた試合で、試合内容はともかく逆転での勝利を得て、カシマスタジアムの勝利が自信となり、全般的には落ち着いた試合運びが出来、悪いなりに勝てて、更には首位を奪回したことは完全に評価に値するでしょう。

何より玉田のゴールは大きかった。
エースがなかなかゴールを決められない状態が続き、試合の貢献度こそ高いものの、どうしてもFWと言うポジションの特性からゴールは必要な結果。だからこそサポ達は玉田のゴールに飢えていた。そして流れからのゴール(ポジション取りは最高でした)と、フリーキックからのゴール(久し振りに直接FKのゴール軌道が間近で観られ、これも最高でした)とどちらも素晴しいゴールでした。
後はヨンセンと恵太がそれぞれ決定機を外した事が悔やまれるが、名古屋も清水もFWが仕事をした試合だっただけに、この勝利は次に繋がる試合とお互いなる事でしょう。

さて、次はナビスコの決勝を賭けた戦い。
今日の様な2失点もする様な試合運びだと、アウェイゴールがあるから負けに等しい戦いになる可能性もある。この1週間はディフェンスの整備とセットプレーの精度を高めていかないと、スカウティングが得意なシャムスカと、名古屋に天敵となるピチブーやムーが居て、固いディフェンス網を持つ大分は決して簡単な相手ではない為、ホームの戦いは本当に難しい戦いになるでしょうよ。

凱旋−甘さは捨てろ (明日は清水戦)

アウェイ連勝で帰って来る事ができたホーム戦。
凱旋報告と行きたいな。ソフト日本代表や、なでしこジャパンの様に。
きっと瑞穂ではそんな雰囲気もあるかと思う。何ていったってその中には鬼門カシマの戦いも含まれているのだからさ。
ただ、そんな雰囲気で壊して欲しくないのは、厳しさ
このアウェイの連戦で出来た事は「厳しさ」である。
攻守の切替の速さの中、厳しいチェックを繰り返し、相手からボールを奪取すると共に、連動する周囲の運動量。一人がサボれば皆が迷惑する。こんな単純だけど難しいチームプレーが出来ていた。(昔はこれが出来なかったんだが)
だからこそ、相手も運動量では事欠かない。アウェイでは早々に相手の出鼻を挫き、相手にやりたいサッカーをさせなかったが、今度はリベンジに燃える相手だけあって、恐らく90分間の我慢比べになるような気がする。
とにかく混戦の中、気を緩めたチームから脱落していくんだから、踏ん張り所以上の何かを掴むきっかけになるであろう試合。
そして、それがナビスコベスト4(これもジンクス)からの脱出の為に迎える好調・大分戦に向けて、価値ある1勝に是が非でもホームの雰囲気と共に、清水を迎い撃とうではないか。