2007 J1 名古屋×新潟

おいおい本物か？
と思いたくなる程、良かった。
中盤の動きが心臓となり、周囲がダイナミックに動く。
去年の終盤より間違いなく進化した。
失点しなくなり、今の名古屋の調子の良さが得点に繋がっていく。
とにかく良かった。良かった。

でもまだまだ発展途上のチームである事は間違いない。
謙虚に一戦一戦戦っていくチームである。
ベストでは無い布陣が、ベストなチームで補っていく。
それが今年なのか来年なのかは解からないけれど、名古屋にとってはベンゲル以降の思いを馳せれるのかが、これからなのだから。

さてさて、竹内君について。
生の竹内君は昨年以来2度目であるが、本当に成長したよ。出足の良さは元々持っていたと思うから、特に言わないけれど、磨きはかかった。後はパスの質の問題である。まだまだ米山の域には達していないけれど、経験を積んで更なる落ち着きを手に入れれば、絶対彼は名古屋の屋台骨になる筈である。
そして、金正友。
やっぱり能力のある選手だから、観ていて安心できる。ただこの好調はこれからが大変だ。色んな挑発が出され、カードコレクターにだけは逆戻りせず、シーズンを乗り切って欲しい。

次はナビスコ開幕である。
ヨンセン、金正友の代表招集で、名古屋はチーム力が試される場なので、何とか最低でもアウェイでの戦いは、今は内容よりは結果で評価したい。