名古屋お家騒動か?

ネルシーニョの契約解除。
「うーんまたか」が正直な感想である。ただ今度の場合はやっぱり今までとかなり違って感じるのは、気のせいか?
まずは、ゴール裏での解任要求はそれほどでもなかった。にも拘らず、あまりに驚きが無いのも事実である。なんか目先を変えられた様な。ネルシーニョとしても、このタイミングであれば、来期ないし今のタイミングで監督復帰に有利な条件も揃え易そうだし・・・。
何かビジョンがあるのだろうか、後任監督についてはどうなるのだろうか?全く読めない。
ただ、一つ言えるのは前向きに捉えれば良いだけであろう。好きなクラブだから。

では、ここからは希望を書いておこう。
まずは、往年のブラジル路線からは変えていただきたい。別にヨーロッパからの監督を招聘したい訳でもない。ただ日本サッカーを極めるようピジョンを持った人にやってもらいたい。
ポゼッションも大事だし、観てて楽しいけど、例えばゲームで盛り上がるのは、杉本の速さだったり、秋田の体を張る姿だったり、安の献身的な動きだったりしたりする。勿論、藤田のポジショニングや中村の思いっきりの良いミドルだったり、楢崎のスーパーセーブなんかの要素が加われば、サッカーの楽しさが倍増していく。更に試合中に、山口慶や中谷がサイドを駆け抜けたり、古賀のインターセプト、増川のFKが観れたりすれば、自ずと楽しみは増え、スタンドに足を運ぶ人が増えるであろう。
要は「観てて楽しいサッカー(フットボール)」は、チーム戦術の枠組の中で、人材の特性を活かす事である。ネルシーニョが駄目だったのは、あれだけの人材を活かしきれない事と、場当たり的な采配で継続性がアピール出来なかった事にある。だからこそ、’05シーズンを諦めているならば、フロントは’06シーズンに向けて準備と実行に邁進して頂きたい。「観てて楽しいサッカー」を実現し、当然の事ながら勝ち点を積み上げ、シーズン最後には美酒を味わう。サポーターが望むのはそんな事でしょう。
御気楽に、確実に仕事をこなしていただきたい。ね、TOYOTAさん。