日本×ブラジル (’05コンフェデ杯)

ブラジルとの試合。久しぶりだなー。ジーコが監督になった時にフレンドリーマッチで早期実現するのでは、と思った試合が仮にもガチンコ勝負で実現した。
ブラジルとしては、引き分けでもOKなのだから、そもそもガチンコかどうかは解からないが、前線のメンバーを見る限りでは攻撃において(両SBが変わっているのが微妙であるが)は、申し分のないメンバーである。
前半早々に加地のオフサイドっぽいオフサイド(何のこっちゃ)で先制は取れなかったものの、日本はブラジルに早いエンジン始動を促した。これが後半につながり終盤の大黒の同点弾以降は確実に本気にさせたといえるでしょう。
日本の良かった点は、アジア最終予選で全く見られなかった「前へ」の気持ちが、存分に見られた事。中村と中田との縦の関係は、私は正直良くないと思うが、福西と小笠原(中田浩)が良くフォローして、4人の中盤は安定していた。これが何故か崩れていたブラジルの中盤の距離感を更に崩して、日本にとってはイングランド戦以来(代表全てチェックしていないので私にとってですが)の「前へ」の気持ちが出た試合になったと思う。
しかし、ロビーニョは初めて1試合通じて見たけど、凄いな!本当にブラジルってのは、どんどんスターが出現するなぁ。アドリアーノで驚いていたら1年したらロビーニョか。本当に凄すごすぎるよ。玉田もこいつ見習え。縦への仕掛け、横への動き、DFを外す動きなど全てパーフェクトだよ。
日本にとっては、兎にも角にも勉強になった今回のコンフェデ杯でしたね。