乱闘処罰2  ―――サポーターについて

遅まきながら一昨日、柏×名古屋(第7節:4月23日)で起きた乱闘騒ぎのJリーグからの裁定が両クラブに下され、発表された。
柏には譴責と制裁金1,000万円を含み厳しい位の処分が、名古屋にいたっては厳重注意に止まった(アウェイ側の運営がどこまで関与できるか解らないが、少なくともクラブとサポーターの代表は協力し合っているのだから、名古屋だったらS.A.を通じて再発防止策の協力について所信表明を発表しても良いのでは)。
両クラブから出された見解にも温度差はあるようにも思えるが、如何なものだろうか?
公式HPの発表。柏側は、クラブ独自の再発防止策と処分を発表した。これに対し、名古屋は自戒するコメントを発表する止まる。
名古屋側の当事者であるULTRAS NAGOYAの試合前の説明では、けが人が出たことに自分たちがある程度は関与した事を認めたのか、曖昧な謝罪で全容掴めず。
名古屋側に温度差があり過ぎる?
多分、今のJリーグでは、リピーターの集まりで形成されたサポーターが殆どなので、一般の観客の方々はすぐに忘れてしまう気がするのが残念でならないが、少なくとも柏側には全てにおいて痛い出来事になってしまった。だからこそ、名古屋側は温度差を埋める努力をしていただきたいが…。でないと、本当に忘れてしまうぞ。
以前の日記で私は、両サポーターに欠けていた何かついて解らないと書きましたが、一つだけ解りました。
―――共に愛するクラブへの想いと、それに重きを置かない軽々しい行動。すなわち、相手に対してのリスペクトする気持ち。―――
少なくとも相手チームを罵倒する時はTPOは守りましょう。そしてそれを暴力で簡単に片付けない事でしょうね。