名古屋×大分 ――名古屋のルーキーたち

名古屋のDF陣は呪われている。ピチブーが呪うわけでも無いし、一体誰に?
今年の名古屋は大森先生の開幕前の離脱があり、これだけでもどうなるんだ本当に4バックは機能するのか?で始まり、安、増川、井川、中谷そして秋田と序盤実質2ヶ月でこれだけの人材を病院送りとしてしまった。昨年のコンディショニングは完全に失敗。今年はトレーナーを補強して臨んだが、未だ効果は表れず。本当にどうしんたんだろう?
この結果、名古屋は大分戦に6人のルーキーが出場した。スタメンではスーパールーキーの本田、浦和戦でも出場した須藤、そして私的にはサプライズの津田(昨年の天皇杯では背番号40を背負いひたむきな突破を幾度も図り、将来性を感じさせたけどな)が名を連ね、サブでもスーパールーキー本田に負けず劣らずの活躍を見せる杉本(彼は代表のスーパーサブ限定で呼んでも面白いだけどジーコじゃ使えないだろうな)、中島(試合前の練習では、質の良いクロスを上げていたんで、実戦でも上げれれば面白いな)、そして問題となったエドアルドといった具合で、今までの名古屋では想像出来ない布陣が出来てしまった。
早速、評価。良かった順に

  1. 須藤 (正直ここまで使えるとは、これからコンスタントに出場できれば期待大)
  2. 本田 (やっぱ彼はコンディション悪いなりも魅せてくれる)
  3. 中島 (スクランブルにも関わらず、強いメンタルを見せてくれました)
  4. 杉本 (短い出場時間にもサポーターの期待を引き出してくれました)
  5. 津田 (守備に回り過ぎた感あるも、しょうがないのか?もう少し積極性を!)
  6. エド (この試合では困ったちゃんでした。とにかく周りを見ようよ)

なかなかJ1のチームでこれだけルーキーが見れるチームはなかなか無い。これで2位をキープした事には評価をしたい。そしてネルシーニョ―――監督は一部の名古屋サポにブラジル人偏重だと言われていますが、確かに今の名古屋でトップチーム以外に気持ち出して戦える人材は育ったのか?問題はここだと思うのだけど―――戦術の意図は確かに伝わりました。
今回の大分戦ではまさしくネルシーニョらしさが出てきた一戦で、今後のエドアルドの発奮を促す事が出来た事と、津田と中島の両君には足りない何かを見出せ課題を与え、須藤には自信を与え、本田と杉本には局面を考えさせた次につながる物を享受できたのでは。
名古屋は個人だけに限らずチームとして、この経験を活かす事が出来れば、今年は面白い存在になり、来シーズン以降には本当に強豪チームの一つに数えれる事が出来ると思う。
さて、遅まきながら大分戦の評価は、最後までもやもやしつつも、晴れ間も見える、一戦でした(一日考えたけどこんな事しか書けないわ)
締めの言葉は「マルケス!本当にブラジルに帰るの?」