2008 J1 名古屋×浦和 (at瑞穂陸上競技場)

大一番と言われた試合で、引き分けを良しとするのか?
昨日試合が終わった後で、ゴール裏の意見は結構分かれていたような気がする。
「勝てたよー。絶対に」
「勝ち点1だけでも御の字」
「とにかく暫定首位を守った」
「選手はよく走ったよ。来週の試合が楽しみだ。ゆっくり休んで欲しい。」

こんなのが大半ってところかな。

私はとにかく直接対決が多い中で、この引き分けは他の鹿島や大分、川崎F、FC東京のサポたちがホッと胸を撫で下ろしているに違いないと思えて、そこが腹立たしかった。
とにかく混戦を維持しちゃった結果なんだから。

何処が最初に落ちるのか?これが当面の見方になるのだろうから、勝ち点を2つ損しながらも、最低限の結果である勝ち点1を積み残しただけと見ている。とにかく浦和と鹿島は1試合少ないから、この2チームは十分に上に行く力が元々あると思っている。だから他力本願で今度の水曜日に負けてくれないと、暫定の2文字が消えたら、結局3位と言う現実も致し方ないと思っている自分も居る様な気がする。

でも嬉しかったのは選手から、結果に飢えたコメントが試合後に発信された事。今までの名古屋の言い訳めいた大一番の後の判を押したようなコメントではなかった事がよかった。

だから、最初に書いたようにゴール裏も意見が分かれた事も、それは単に結果を自分に言い聞かせる為の事であって、みんな結局悔しかったのが本音だったのでは…と思う。

「選手は良くやった」
これは間違えようが無い事実。
確かにミスもあったけど、選手は全員が勝つためにプレーした。この試合はそんな当たり前の事が行われた試合が出来た事が一番であったと思えれるし、常勝チームが当たり前のように持っているメンタルを見れた事が結果としては良かった。