’07-’08 UEFA CL決勝 マンU×チェルシー

サッカーの女神の存在を改めて感じられた試合であった。

前半のC.ロナウドのゴールは本当に綺麗だった。
また、ルーニーロングフィードからC.ロナウドの折り返しテベス届かなったのや、キャリックのこぼれ球に対するシュートが、決まっていれば試合はここで終わっていたが、それが出来なかった。
対するチェルシーは、前半終了間際にランパードの活躍。バラックのFKを導いたり、マンUには不運のこぼれ球を押し込み同点したりする等、試合を一気にチェルシーに引き寄せる。
でもってジャッジは前半の段階で、マケレレスコールズ、リオとカルバーニョの両CBにイエローが出る。私はマケレレスコールズの鼻をやったのは故意と考えていたので、試合は荒れなければ良いと思ながら、ハーフタイム。眠い。

後半はランパードの活躍からチェルシーが思いの外、試合を作る。リフレクションはチェルシーにことごとく味方するなど完全に流れはチェルシーに行ったかと思ったが、マンUの悪い流れを救ったのはテベスマケレレテベスの互いにちょっかいを出す側ら、相手のリズムを狂わせる。そして、この試合一番の「タラレバ」であるドログバの虚をついたシュートはポストに嫌われる。そして遅いと思いつつも41分ギグスがやっと登場で、ミラクル有りと私は確信するが、結局ボールに絡めず延長へ行ってしまった。眠気倍増。

そして延長はランパードのバーを叩いたシュートやエブラの凄い持込で得たチャンスもテリーの素晴らしいクリアのどっちつかずであったが、テベスがここで相手のメンタル面を弄んでドログバを退場に追い込む。そしてPK戦へ。

PK戦。テレビで映るC.ロナウドは失敗かなと思った通り、思い切りの良さがなく、チェフに止められる。やっぱり彼の唯一の弱点は精神面だな。そしてランパードもやるかなと思っていたが、女神様はさすがにランパードには優しく微笑んだが、まさかのテリーの失敗を演出した。芝が滑ったとは言え・・・。本当にお気の毒。そしてサドンデス。ナニの時には先輩を追ってしまうのかと思えば、きっちり決める。でもって決着をつけたのはアネルカ。やりましたね。彼が凄い実力の持ち主ながら、運の無さを度々みせてしまうのもアネルカなんだなと言う感じであった。

やっぱり、スゲーよ。この舞台は。1年に1回見る事が出来る真剣勝負はね。
でも一番の驚きはパク・チソンが控えにも入らなかった事なんだよね。何かあったのか?チラッと表彰式前にはテレビに映った気はするが・・・。