2006 J1 第27節 名古屋×清水

雨降って…、結果は勝ち点1。そして、観客9888人。


やっぱりか…
所用にて試合開始1時間前に駆けつけたが、若い清水だからミーハーなサポは少ないし、東海ダービーと言う盛り上げ方も、磐田ほどでもないし、だからと言って瑞穂のゴール裏を見たら愕然とした。
少ない…。
最初はゴール裏のS.A.がボイコットしたのか?と思うほど。
何か雰囲気が違った。

試合の方は、毎度のお家騒動後は問題が無かったよう様に、無難にこなす。試合も集中していた。
むしろこう言うメンタル面では強そうな本田の出来が悪く、逆の意味で心配になった。
後は出場停止明けの山口慶は試合全般を通して、本当に良かった。
一皮剥けたと言うのか、前までは考えすぎてプレーが小さくなっていたのが、スタミナ面の問題も解消され、閃きと落ち着きが同居しながらプレーしているので、安定した中での面白みが出てきた。もしかしたら化けるかもと思うので、後輩のユースプレーヤーの様に、タイトルの欲をチームと共に強く意識してもらいたい。
後は、毎度ながらのヨンセン。本当にあのヘッドの技術はスゴイの一言に尽きる。角度の無いところからGKやDFをあざ笑うかのようなヘディングシュートは、観ていて驚きである。少なくとも8ゴールのうち3ゴールはこの様な頭での驚愕ゴールであるから、大したもんだし、頭は足でのプレーとは違い、ある意味安定して観られるので、ヨンセンが日本での冒険を長く長く楽しんでもらいたいと強く思いました。
さて、個人を褒めるのはこれだけにして、後はDFについては全体に出来ており、清水共々DF面は見所のある戦いでなったが、OF面では物足りなさを両方に感じてしまった。ただ、名古屋のDF陣もマレクは効果的に上がったりして、CBとして相手は嫌な面を感じながらプレーしていたとも思うのであるが、古賀や大森も昨日はチャレンジする姿も見せてはくれたのであるが、まだまだ出来るはず。いろんなサイトで最近やり玉にあがりつつあるけど、あきらかに前とは違う進化が見えているので、継続してチャレンジして行ってほしい。

後は玉田の復帰!おめでとう!試合勘はまだまだと試合には入りきれなかったようであるが、天皇杯での活躍を期待しております。