2006 J1 第25節 大宮×名古屋

勝った!勝った!勝った!
恵太!恵太!恵太!
オシムの前で強烈アピールとなったのか、杉本のハットトリック

大宮にとっては元特別指定強化選手に、ここまで完膚無くやられてしまうと、俺たちが昨年G大阪の前田(元名古屋の特別指定強化選手)に10000ゴールを決められた時位以上に、大宮サポたちは複雑な気持ちになっただろう。


さて試合であるが、前線の激しいプレスが機能して守備は相手にかなりのプレッシャーがかけられた。但し、ミスが多いので安心までは出来なかった。
先制を許した後の怒涛の2点。(ヨンセン素晴らしい逆転ゴールでした)
ただ逆転をしてからもミスは続いていたので、全く安心する事はなく、展開が大宮が決定機で空振れば、名古屋は金正友がまさかの空振り(金はこれでリズムを崩したのか、再三ミスを連発し、イエローももらう)、大宮が点を入れれば名古屋が点を奪うと言ったように、両チーム共に流れがどっちつかずな展開が杉本の3点目まで続く。3点目を獲ってからはかなり名古屋が落ち着き、4点目を頂いて恵太ファンの乱舞が想像できた。
とにかく試合自体は杉本のハットに尽きるのであるが、山口と藤田の動き方や、中盤全員のボールの捌き方など、ようやく中盤に安定が見え始めた。後はとにかくミスを少なく無くす事が重要となる。
名古屋は守備面では現在、カードコレクターがたくさん居て、山口も次節累積出場停止。今日をベストメンバーとするならば、最終節まで全員が揃わない試合が何節も出てくるはず。特に金正友は痛い、2度目の2試合停止になるし。だからこそ、チームとしての完成度が高まるチャンスでもある。今のリザーブメンバーを含め、この終盤は全員にチャンスが来る。いつ先発やトップチーム呼ばれるか分からないからこそ、チーム全員が意識を一つにして、集中してまずはJ1残留を早く決め、天皇杯を必ず奪取する。そして来期を確実にするべき為に、全員が競争し理解を深める残り試合を激しく戦うチームで魅せて欲しい。