2006 J1 第18節 名古屋×磐田

開門前、久し振りに長く伸びた列を見たら、何かうれしくなってきたが、そこからの伸びはなく14,392人の入りしかなかった。聞くところによるとかなり招待券をばら撒いているようであるが、夏休み夕暮れとと共に家族連れが伸びるかと思いきやそうでも無かったのは残念であった。


さて、試合であるがまさしく"本田day"であった。
1点目のミドルは誰もが認めるスーパーでした。周囲の確認と同時に、ボールのもらい方、ボールの置き方、キックの運び方、そして弾道。ワールドクラスと認定できるシュート。
2点目は今や世界の主流となる蹴り方でのFK。川口のミスを誘った弾道や、直志と玉田とのやり取りもベストなタイミングで蹴った結果と言えるでしょう。
さて、問題は2枚のイエローによる退場。1回目はここぞと言う場面で西をよくぞ止めたと言う仕方が無いもの。ただ2枚目はちょっと頂けない不用意なもの。この辺りが課題になるのであるが、相変わらず下手な西村のポジション取りで、1枚目はボールに行っていた様に思えたが、やや後方からと言うのが逆に…冷や汗物だったのも事実。それで気を良くしたのか西村は磐田よりと思える試合のコントロールで、スパイクしてしまったのは余りにも残念な退場劇で、"本田day"は幕を閉じた。

しかし、この磐田戦もサッカーの質は相手側に有った事も事実。3点目の昔の名古屋を見る様なセットプレーでの対応以外は、甲府ほどではないが、主導権はどちらかと言えば磐田にあったような気がする。せっかくヨンセンが入り目指すサッカーの方向は見せれたものの、今の勢いがあるうちに全体の押し上げやポイントと、右サイドでの切り崩し方を確立させないと、長くは続かず元に戻ってしまう事もあるので、
これからのキープレーヤーとして期待する大森先生の「考える」サッカーを見せて欲しい。


ところで、シュピローは大丈夫なのであろうか。
次節は金の復帰もあるが、本田の出場停止もあるからシステムをいじるのかなぁ。等々力には行けないが、どうなるのであろう。相手も調子を落としているし…。
最近で出しの良い古賀君が切れ切れで無失点の立役者となり、どうにかなって、5連勝を期待するか。