名古屋の日本代表

本田と直志が無難にそれぞれのカテゴリーでデビューが出来た。

本田の方は先発出場で1得点の結果を伴い、攻守にわたり局面に顔を出す。但し、千葉戦の様な不用意なミスパスもあり、本人もその辺りが解っているみたいだし、走りの質(特に早さの面)を改善出来れば、A代表も有りかと思う。

直志の方は地味ながら後半残り約15分で登場し、ミドルシュートを積極的に2本打ち、チャンスに拡がりを見せてくれた(名古屋でもその積極性を出して行ってね)。オシムのキーワード(TVではやたらうるさい位に言っていたね)である「走り」「考える」については、テレビ画面で収まりきらない為、評価は出来ず。現地で見たかった。


さて、この両試合を観て、オシムのサッカーは基本的に千葉が魅せるサッカーが目標としているとまだまだとは思うが、随所には見られた点では、やはり「代表」と言う高いレベルと、6人(元浦和の山瀬を含めれば7人)の浦和を中心としたベースが在るから、初召集から数日の割には良かったと思う。動きと言う面や、創造性の面ではジーコはこんなのやりたかったのかなと思うし、逆にこの位であれば出来たメンバーだったのかなと思えるのが、余計に残念であった。