名古屋グランパスエイト

久し振りに、我が名古屋が恋しくなり、少しだけ書いてみようかと思う。
現在、我が名古屋はオランダキャンプの真っ最中で、この時期にマッチメイクが出来るのは、戦術面や試合感の面でも非常に重要な実戦を積めるのは、うれしい限りである。
ただ、残念ながら後半戦の鍵となる筈の外国人が、未だ決定していない事はいかがかと思わざるを得ない。
クラブは何か金満体質を払拭しようと躍起になっているが、現状としては、今こそ金とコネをフル活用しなければならない時期に、一体何をやっているのかと思わざるを得ない。
これで同じ自動車メーカーを母体とする、クラブ生え抜きをクラブの社長と据える浦和や、クラブの未来を明確化している横浜FMと差が拡がる一方ではないか。
ピクシーには有り余るサポートをした名古屋(トヨタ自動車)が、今更クラブの大事な時期(海外キャンプ)を単なる観光旅行にしてしまう懸念もある。
とにかく日本代表じゃないけど、戦える人材がどれだけいるかで、2部降格か残留か、はたまた首位戦線に顔を出せるかが、決まる。
今回のWCで代表のだらしなさを自分が応援するクラブとダブらせたサポーターはたくさん居たと思う。でも日本におけるプロ意識は案外こんなものじゃないかと思う。
貪欲に名声や名誉を掴みたい。金持ちになってみたい。
そんな夢を陳腐な夢として見てしまう今の日本人は、終戦後のハングリー精神で大きくなった日本を作った歴史を見直して、貪欲に一流になりたいと言う気持ちを今一度思い出し、体現して欲しいものである。
その手助けを行うのがクラブであり、クラブもまたサポーターや選手と一緒に貪欲にクラブを大きくして行く夢を持ってほしいものである。(でも名古屋じゃ無理かな。用なし天下り先みたいな人事ばっかだからね)