WC雑感⑩  伊達男たち×負けねーよ達

今大会の驚きは彼等「サッカールーズ」に与えるべきであろう。
ヒディングが凄いのは言うまでも無いが、実践して何ぼの世界であるピッチ上で、選手の力を引き出してあげられると言うことである。

気持ちはしっかりと入っていた。
伊達男達は日韓大会同様に、徐々に追い詰められてきたはずであった。
しかし、一人の王子様だけは前回味わった屈辱を教訓に、追い詰められていた状況を解いていった。広い視野で的確に見方のポジションを把握し、正確なキックは観る者を魅了した。私はローマの試合をあまり観ないので、久し振りに観た王子様が伊達男たちを引き上げる様は賞賛に値した。
そして、最後の最後で掴んだ一発大勝負で得たPKを、冷静に思い切りよくgoalに叩き込んだ。
勝負が決まったgoalの歓声。
これを観て、これを聴けるから、やめらんねー。