2006 J1 第5節 名古屋×大分

見事なまでに大分惨敗でした。
シャムスカのスカウティングは、本当に的確でした
DFからのビルドアップでは、中央からは全く期待出来ない古賀&秋田の両CBと、サイドの選手なのに、ハーフラインからの縦へ突破するのは皆無と言っていいほど恐さの無い大森は、完全にピッチの半分程行き場を失い、更に2006シーズン全く以って動きの悪い直志が相乗効果を生み、本当に見事なまでに撃沈されてしまい、試合全般で中央と右サイドの攻撃機能はしませんでした。
また中盤はワイドなサイドにこだわり過ぎで、全体に効果的な中央への寄せがない為、攻撃に全く厚みを感じさせない事になり、FWの援軍は孤立する事しばしばでした。

これじゃ守備は出来ても(?)、勝てないだろうな。
ある意味では、中途半端な点の取られ方でなく、3点も取られ、メンタル面ではダメージ大きかったかも知れないが、逆で考えれば昨日のゲームは本当にいい薬となって、チーム内の競争を激化させ、あらゆる可能性(守備&攻撃)を探って修正につなげられるのではないかと思いたい。
少なくとも今のメンバーというか、組み合わせではセフ監督の思い描く、ワイドな展開は全くって言っていいほど見られないだろうからね。


昨日は好天にも恵まれ、大分戦にも関わらず約12000人近くを集めた。
名古屋グランパス伝統の「悪い部分」を思い存分に、ホームで出してしまうとクラブの営業が泣くに泣けない結果を生む。―――約12000人と言えば昨日は招待券ばら撒いていないだろうな。職場の同僚でサッカー観戦初めての親子3名が、招待券で来場していたが、サッカーであんな試合観たら二度と来ないだろうから、こっちは次につなげられないな。