名古屋×大宮 (at豊田スタジアム)

試合前のスタメン&サブ発表。気付いたのがおいおい外国人がいないじゃないか。日本人だけで行けるのか?と思うが、アップの時の藤田と中山を見て戦力アップは間違いないと改めて期待ができた。
が、何じゃこれ。前半は選手たちの距離間、バランスとも悪く全くボールが繋がらない。攻撃に対する意識が希薄な為か、後手後手になってきてしまい、右サイドを簡単に破られ、クリスティアンにどフリーでヘッドを決められた。これで角田は精神バランスを崩したのか、相手の激しいタックルに報復行為の無駄なイエローカードをもらう(角田!激しいのと厳しいのは違うぞ!京都時代は私から見ていると厳しいDFだった。今はちょっと挑発すれば切れる簡単に戦術ブレーカーだな。君はもっともっと己にも厳しく、人にも厳しくできる選手なんだから、次の試合では期待しているぞ)。その後はどうしようもなく1−0で終わり、ゴール裏から激しいブーイング(私的にはブーイングする事も無く、ただただ呆れる前半)。
後半はどうやって修正してくるのかと思っていたら、ネルシーニョのマジックを通り越した思いもよらないサプライズでスタート!何がサプライズかと言うと、角田と本田の交代を示すボードの文字が見え、交代選手が出てきて、周囲のサポが「キヨ」「陽平」「慶」の3人の名前を言う。私は「慶」がサブに入っていない事も知りつつも、角田の位置にやたら小さいのがいるから、「?」っと思いつつ、スコアボードを見るとスコアボード上は角田の位置に「陽平」、本田の位置に「キヨ」。じゃ誰だあの小さいのは?杉本???「おー!その手があったか」と期待半面、「練習でもこのオプションやっていんのか」「杉本のスタミナ持つのか」の不安要素もいっぱい。まぁ監督が後半早々に1−0のスコアでここまでギャンブルするはずはないから、適性あるんだろうなと期待を(無理やりじゃなくポジティブに)膨らまかす。
そして、後半開始の笛。全体に前への気持ちが見え始め、早々にCKから古賀(やったね)がヘッドで1点を返す。この後もネルのサプライズ戦略の一つ杉本が当たる。杉本が長い距離をドリブルで駆け上がる。惜しくもサポートなし。だけど、これで大宮の守備バランスは崩れた。この後は前半に、マイナスの横パスを渡していて積極性の無い中谷が左を平林と崩し始める(中谷は動きのある選手と組むと活きる。本田もその辺りを理解しなきゃ。広大なスペースより、引き付けて狭いスペースを好んでいるみたいだから)。これで試合の主導権を握るが、もう1点が入らない。大宮も選手交代で守備が修正されてきた。
ここでもう1枚のカードが切れなかった。正直、ホームだから勝ちに行こう。次節の事を考えずに勝ちに行こう。というギャンブルが見られなかったのが残念だが、やっぱりこのまま終了の笛が鳴った。
初めての大宮との試合。決して格下ではないが、ホームだから叩いておきたかった。相手もこちらの出来が悪かったのをスカウティングしていたのか、桜井、クリスティアン、トゥット、主税を前寄りにする布陣でかなり攻撃的であったし、主税の負傷退場後に入った久永も積極的であった為、先取点を取られてしまった。後半の様な戦いを今度アウェイで見せてもらいたい。
最後に、ピクシー御前試合は勝てんな!