2008 J1 名古屋×神戸 (at瑞穂陸上競技場)

引き分けで勝ち点2を損失しました。

雨の中で技術的には難しい試合となるのは明らかでしたが、ピッチコンディションはイーブンなハンディ。但しここまでパスミス、トラップミスのオンパレードな試合となると、一部の選手を除いて、克服すべき技術対象である事は、チームにとっては課題となりましたね。

守備は相変わらず跳ね返す意味では、素晴らしいものと評価できますが、ビルドアップの面では相変わらずの危なっかしさは見られました。但し、完封した事には評価できる事であり、徐々にでも課題を克服していけば、来シーズンが楽しみです。

さて、今日の試合で問題であったのは、誰もが思ったでしょう「得点の匂い」が無い事を。
これは東京V戦でも感じたことでありますが、ミスから来るリズムの喪失感が、そのままプレーに出てしまうと言う事です。
こんな時こそ、ゴール裏のボルテージを感じ取ってください(笑)。
でも、実際そうだと思いますよ。リズムを感じれなくなった時には、一度気持ちを切換え、冷静に集中しなおす事が大事だと思います。今日の試合ではリズムが変わりませんでした。だから、選手交代があってリズムが変わりそうと思っても、11人が同じ強い気持ちを持てず、目の前の事を処理する事でいっぱいいっぱいになってしまっていると思います。このチームは伝統的にピッチ内でなかなかチームを鼓舞する強烈なキャラを持った選手が居ません。直ぐにそう言う選手が現れるかとは思いません。だからこそ、11人それぞれが同じ強い気持ちを持ち続けなければ、今日の様な雨などで悪くなる環境下では結果は出てきません。
是非とも、ゴール裏のボルテージを感じ取ってください(笑)。


来週は札幌。
あの五月蝿いドームの中、相手の応援を消す応援が出来ればなぁと思いますよ。